雑記

なろう系は架空の世界のエッセイではないか?

なろう系、と言われる小説群がある。はっきりとした定義があるかといえば人によって少しイメージは違うかもしれない。小説家になろうというサイトで人気のテンプレートをある程度踏襲した小説群、とすればあまり説明にはなっていないがなんとなくの定義とな…

超ハイパースーパーメガウルトラアタック!

「能力バトルもの」と呼ばれるジャンルがある。 漫画やラノベなどで登場人物が特殊能力を用いて戦うもの全般をふわっとくくるジャンルで、学園ものだったりがっつりファンタジーだったり恋愛要素があったりSFチックだったりと色々なものがある。 男子なら多…

コーヒー味のチェルシー

朝、同僚から飴を二粒貰った。というか押し付けてきた。 コーヒー味のチェルシーだ。 チェルシーのアソートを買ってみんなで食べていたら、人気のないコーヒー味が残ったそうだ。なんだそれは。 試しに一粒食べてみた。なんだろう、別に不味いわけではないが…

ただ生きているだけでちやほやされたい

僕は基本的にインターネットの中で生きている。 特別現実が上手くいっていないわけでもないが、すごく上手くいっているわけでもない。 常になんとなく不安を抱えているから、ネットで雑多な情報や感情を集める。 最近は見ることが少なくなったが、一時期「生…

突き抜けるような青空

夏は空がより鮮やかになる季節だ。とくに奥の奥まで突き抜けるような深い青空は、夏にしかないものだろう。 石川啄木の歌で「不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心」とあるが、これを見た時に想像するのは夏の、特に初夏の青空であるように思う…

何者かになりたい

昔から飽き性で、納得いくまで続けたことがない。 最初の楽しいうちだけやって、コンテンツをひたすら消費して貪り、特に何も身に着くことなくそれなりの年になってしまった。 朝井リョウの「何者」を読んだことがあるだろうか? 現代の就活する大学生をエグ…

時代は常に正しい

ある程度以上大人になると、20前半頃までに叩き込まれた「常識」に反するような価値観の変化に全力で抗うようになる。これは多かれ少なかれ誰でもそうなるものだ。 体罰、同性愛、女性の権利、デジタル化など上げればキリはないが、そのものの是非は置いてお…

リア充的なものを嫌う

リア充という言葉を聞いた時、皆さんはどういう印象を持つだろうか? これは元々大学に友達が一人でもいる人を指す言葉だったそうだが、今使われている意味とはかけ離れているだろう。リアルが充実している、という曖昧な言葉はどうにも定義しづらいが、なん…

ガチとエンジョイの狭間で

何か競技性のあるものなどではガチ勢、エンジョイ勢に分けてその軋轢を語られることがある。主に、楽しむことに重きを置くエンジョイ勢と勝つことに重きを置くガチ勢の違いとその二つの陣営がいかに価値観が合わず一緒に遊ぶのに支障があるかが主題である。 …

私はコンテンツでありたい

皆さんはARuFaという男をご存知だろうか。説明に自信がないので色々と割愛するが、化物と称されるほどの有名ライターである。現在はオモコロ副編集長などの仕事で実際にブログなどを書く回数は減ったが、個人的にはインターネットでトップクラスのライターだ…